八王子の日、「ノンストップ」の取材を受けた時(注:ワタクシのコメントはすべてカットされています)、質問の中に「なぜ若いアーティストではなく、彼なのか」という問いがありました。
ちょっと失礼な質問に見えますが、言い回しはもっと違っていたことと、あえてつつくような質問の方がTV素材的にイイ答えが出る場合があるとわかっていたため、そこは気にしませんでした。
ふと、その時のことを思い出し、もしこれが若いアーティストのライブだったとして、ワタクシはご覧のようなイイ大人でありますから、その方がどうなのTV的にイイ素材になっちゃうじゃん、とちょっと思いました。
そう考えると、やっぱり失礼な質問か?
時々、ライブを知らない人の思い込みを見ることがある。
「マイベイビー」とか甘い言葉をささやいて、
どんな女子でもお姫様扱いをし、
その甘い空間に酔わせてくれる彼を好きなのだろうと。
ちっがうんだなー。
だって、あんまり若く扱ってくれない(笑)。
盲目的なお姫様扱いじゃない。丁寧に扱われるけれど。
「今の君そのまま、ありのままでいいよ」とは言わない。
「お洒落してきた?」と問いかけ、
「笑顔でいてね」と繰り返し、
哲学を語り、
どうしてそれが必要なのかを説く。
「こねこちゃん」という時もあるし
「誰のもんだと思ってんの!」と言ってくれるときもあって、
楽しい。
けれど彼に触れるたび、オノレを考えずにはいられない。
いまの自分に留まらず、高見を目指そうと思わされる。
たぶん、ただ彼を消費するだけでは、満足できない。
ベイベーは貪欲なのだ。
生きていく上でお互いに励まし合え、抱きしめ合えるような人がいるといい。
たぶんそういうことなのだ。