相次ぐ雑誌ラッシュに、まったく追いつけておりません。すべて立ち読みはしてるけれど、財政上そのままレジへ持って行くことはできかねる。
しかし講談社のIN☆POCKETは買った。買わずにはおれんかった。
みっちーの生のテキスト、往復書簡の「拝啓」の後の書き出しに蕩(とろ)けました。
くらくらする。
堪らない。
なんて官能的なの。
まるで古い外国の小説の翻訳された一節を読んでいるかのよう。
その後に続く文章には、明晰な「及川光博」の本質が覗く。
島田氏への書簡という体をとっているから、「瞬きのあいだに」などとはまったく異なる言葉選びと文章の運び。
眺め回し、舌の上で転がして何度も味わい、やがて酩酊の域に。
あなたの紡ぐ言葉は私を酔わせる呪文。