これを書かずして何を書こう!!
ライヴ前にワタクシが素で言ってしまい、「みっちーも絶対言うよ!」と言っていた
「君に府中!!」
…言いました。本当に言いました。
みっちーとワタクシ、駄洒落のシンクロ率はかなり高いです。
* * *
そんな駄洒落がおり混ざった「大人の恋。」栃木と府中。
どちらもはじけていました。
どちらもまるで酔っているかのような。
府中———–
途中で何度も歌詞をすっとばすほどハイテンション。
お酒の席にたとえるなら、「今日は飲むぞー酔うぞー…酔ったあああああ(笑)」という感じ。
みっちーが手のひらで転がしにくる、ワタクシも転がされにいく、という、阿吽の呼吸が作り出す一体感。
これぞみっちーライヴの真骨頂という盛り上がりでした。
あなたのリードで島田も揺れるよ! 揺れまくるよ!!(って前にも使った気が)
栃木———-
かすかに、厳粛な感じが最後まで漂っていました。
緊張していたのかもしれない。
それもむべなるかな、ツアーはまだ2回目だし、世情も若干、緊迫したものがあったからです。
余震で電車が止まったのは府中のほうで、
ライヴを敢行することについての是非、まではいかないまでも。
そしたらさー。
栃木のベイベーたちは待ちかねていたんですよ。
中盤だったかな、一息ついたとき、 あ、酩酊してる、と思った。本当に酔っているような、フラッとした様子があった。
観客を酔わせにきて、自分が酔わされちゃった、何度か彼のそんな様子を見たことがある。
そのあとしばらくして、「今日のライヴは失敗だよー」「大人の恋。じゃない、獣の恋(笑)」発言。
ライヴは時として、みっちーの手を離れ彼を翻弄する。
転がしにきて、転がされるのもまた快楽。それを心から楽しみ、ワタクシ(たち)からの変わらぬ愛情表現に安堵しているようでした。
では本編はどうだったのかというと、
栃木その1に書いたように、舞台はどこか外国のバー。
中央に大きな扉。すぐ左にチエホフが控えている。扉の下から覗く緋色の絨毯は、扉が開いたあとに出現するバー店内の中央にある階段までずっと続いている。
前奏と一緒にゆっくりと扉が開き(注:チエホフが開ける)、現れるみっちーは、赤いロングのトレンチ、白のスーツ、黒いシャツ、白のネクタイ、そして白い帽子。
少し顔を隠したまま、ゆっくりと歌いだす。
何もいらない… 揺れる瞳の中に未来が見えるよ…
(『close your eyes』)
ゆっくりとゆっくりと、ワタクシたちの夢の舞台が幕を開ける。
それは例えば月がひとつ、ポツンと浮かぶほの暗い闇の中。
水の都の路地にゴンドラを浮かべて、
2人きり、静かに静かに水面へ滑り出していくような、
そんなゆるやかで密やかな始まり。
(※あくまでもイメージです。水とかゴンドラとか今回出てきません。しかもテーマカラーは赤だし。)
生まれてきた 意味を教えて
あなたの微笑みで…
伸びる声をファンタスティックスが繋ぎ、まるで花の上を露がすべり落ちていくかのように、音がぽろぽろっと、こぼれていく。
とけない魔法さ あなたから目を逸らせない
いつでもいつまでも この命尽きる日まで
Oh,close your eyes あなたがすべて…
歌い上げる歌詞をそのまま、ワタクシからみっちーに捧げたい。
最後に「Close your eyes」と囁かれるまま瞳を閉じると、心の扉が開き(注:チエホフが開ける)、その向こうには愛しい人の待つ世界が待っている。
愛しい人が創りだした夢の世界が。
余談だが、歌詞の扉を閉じて、と歌うところでチエホフが後ろの扉を閉めた。
さらに余談だが、この扉が舞台からはけるところがまったく記憶にない。
栃木その1に書いたように、この夢の世界の終わりに用意されたエピローグは、「pillow talk」、そして「バラ色の人生」。
御伽噺の「そして2人は幸せにくらしましたとさ」というラストシーンをそのままなぞるように、「大人の恋。」は甘くとろける夜&ハッピーなまま、幕を降ろすのです。
なんて素敵なラヴストーリー。
みっちーが描く「大人の恋。」は美しいなあ。
そしてワタクシの書く文章は長いなあ。まだみっちーが1曲しか歌っていませんよ!