全国各地で笑顔の花を咲かせてきたツアーのファイナル。
どう深化するのだろうと思っていたバラードは、
『光』を伴って帰ってきました。
みっちーが『Blue Rose』を歌い上げたあとステージの明かりが落ち、
静かに龍ちゃんが『光』のメロディを奏で始める。
一瞬、「この歌を?」と思いましたが、
階段に腰をかけ、しばし聞き入るみっちーのシルエット。
そして『ココロノヤミ』が始まりました。
間近で見たみっちーの、
固く目を閉じ、
心の奥深くから、いま言葉を汲み上げてきたばかりといったように
切々と歌い上げる姿。
その魂が、すぐそばにあるように感じられて、
歌声に一層深みが増していました。
『ココロノヤミ』は不動の名曲です。
ヤミと言いながらも、薄く光が射すようなイメージがあり、
とても美しい。
歌が終わり、拍手が鳴りやむところで、不意に涙が溢れました。
本当に素晴らしいステージでした。
『光』は、私にとって特別な曲です。
何度も繰り返して聴くというより、
たまに取り出して、手のひらに乗せて眺め、
またそっとしまっておきたい宝石のような曲。
『Blue Rose』と『ココロノヤミ』の間で、
きらりと光って消えた『光』の美しさを、
これからも決して忘れることはないでしょう。