ビター・ブラッド最終回を編集&焼き焼き。

貝塚、怪演でしたね。エグかったですね。ちょっと保存するのをためらいますね。
ドラマ自体はコミカルなシーンが多かったけれど、そこに垂らされた1滴の「毒」として、苦い後味が残ったのではないでしょうか。
11話で前田さんとの通話を切った後、スマホにチュッとしてたように見えたが、どうか。何度スロー再生しても、口を当てたかどうかのところでシーンが切り替わってしまってわからない。
だが、当てかねん!! なぜなら彼は狂っているから!
当てていたらいいな!! そう思うワタクシも狂っています!
貝塚の人を食ったような振る舞いと、自分の優位性が崩れた瞬間に奇声を発してキレるところ、ギャップがあればあるほど狂気が増して良かったです。
あと10話で段ボールに倒れ込むところ、やけに美しかった。素晴らしい。
10話は端正な横顔が醜く歪むところも素晴らしかった。
11話では「魔王」を指揮しているところ。手振りに迷いがなくて、指先まで陶酔していて、ポーズもいちいち決まっていて、「皆さま、ご堪能ください、こちら19年ものになります」という気分になりました。
「ただいま~」とか、「こっちで~す」という声色は違和感があったのだけど、ゲーム感覚(しかも自分が優位で勝利を確信している)でウキウキしちゃってるんだと思うと、ちょっとカワイイ。
こうしてみると、登場時の常識人っぽさ、「こっちで~す」と茶化す貝塚なりのユーモアの発露、キェエエェェエエエイイイと奇声を発する、カッとなると暴力を振るう、陶酔する、余裕があるときは嬉しくて尊大な態度に出る、街角で何度も待ち伏せる、実は家族思い、コツコツ爆弾を作るほどマメ、壁に貼る写真を高画質で出力するための高性能なプリンターを買いに行く、「早く使いたいんです」と言って大変な思いをして持ち帰る、壁にピンで穴を開けて大家さんに怒られる、「魔王」を大音響で流して再び大家さんに怒られるなど、1人の中にさまざまな表情が織り込まれていました。(一部放映されなかったシーンあり)
役者として、そして見てるベイベーとしても、大変オイシイ役どころだったのではと思います。
これ、演ってみたかった人、たくさんいるんじゃないだろうか。
NHKでは「僕がジェントルを演ったら(笑)」とちょろっと言っていましたが、そう言われると渡部さんのような中年父の哀しみ(褒めています!)や厚みは出てこないかも。妙に軽やかというか、毎回女子と一緒にキャッキャしていて落ち着かないジェントル。オシャレにこだわるというより、何でも着こなせちゃうと言ってはばからず、時々ドレスシャツをお召しになるジェントル。
………
見たい!!!
でももうこれはビターじゃなくてスイート・ブラッド!

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